白雪姫と７人の小人ワーク ～振り回されない自分を作る～

こんにちは　五星です。
最近占いをしていて、ふと気付く事があります。

「私～〇〇させられて・・・｣
「あの人に合わせて・・・」

よく言えば、相手の言動に良く気が付く優しい人。
悪く言えば、相手の言動に振り回せれて自分がない人。

風を掴んで流れに乗っていくには、「自分が主人公｣じゃないと難しい。

では、どうすれば「自分が主人公になれるのか？」をある童話を例に挙げて語っていきます。

童話が伝える本当の意味とは？

世界各国には言い伝えられてきた童話があります。
シンデレラ・白雪姫・赤ずきん・・・
日本では桃太郎・かぐや姫・・・

それは、何のために存在するか？

子供にワクワクするお話を読み聞かせ、同時に道徳を教えている。 それだけではなく、もっと深く無意識のレベルで現在を生き抜くヒントが隠されています。

例えば

・シンデレラは人生成功の法則、
・白雪姫は人に振り回されない方法
・赤ずきんはマインドコントロールから目覚める方法

が書いてあるのです。

今回は白雪姫の物語を例にとって、そこに隠されているメッセージを読み解きながら「自分が主人公になれる」方法について順番に解説していきます。

白雪姫の物語に隠された秘密を解説

それでは白雪姫の童話を簡単に説明します。

ある時、継母（実母の説あり）は白雪姫に嫉妬して、ハンターに殺しの依頼をする。 ハンターは不憫（ふびん）に思って白雪姫を森へ追いやり、そこで白雪姫は７人の小人に出会う。

継母は鏡で白雪姫が生きていることを知り、様々な方法で殺害しようとする。 腰紐で締め上げたり、毒の櫛（くし）で刺したり。そして７人の小人が協力して救い出す。

最後に毒のリンゴで白雪姫は眠ってしまい小人たちは何も出来ずオロオロしていたところ、偶然通り掛かった王子様が白雪姫を動かした時に口の中からリンゴが取れて息を吹き返す。

さて、この童話を人間社会に置き換えて深読みすると……。

自分の子が「自我」に目覚めたとき、母親は自分の子が思い通りに出来ない苛立ちから、歯向かった時には蔵に閉じ込めたり、食事を与えなかったりと罰を与える。

最初は、自分の個性（積極性や明るさ、冷静さとか）で何とか母親に抵抗していたが、だんだん抵抗する気力も衰退して「母親がいうことが正しく、自分は間違っている｣

つまり白雪姫の話では毒リンゴを食べて「眠りにつく」それが人間社会では「母親にコントロールされる自分を受け入れる」という話です。

でも最後は異性がきっかけで再び自分を取り戻す。

そう考えると、童話は「人間がどうしても起こしてしまう過ちを、あらかじめ防ぐために長い年月をかけて継承してきた知恵なのでは？」と私は思います。

正しい心のあり方 ～神社システムから見る心の構造～

それでは白雪姫と７人の小人の関係性を考えてみましょう。
白雪姫が中心にいて、周りに小人たち。 小人たちが外の敵に対応している形になります。

次に神様の世界を見てみましょう。
まず中心に神様がいて、その周りに眷属（けんぞく）と言われる存在がいます。

眷属（けんぞく）とは？

１：血のつながりのあるもの。一族。親族。
２：従者。家来。 「高祖が第一の－として張良といふ者あり／今昔 10」
３：仏や菩薩に従うもので，薬師仏の十二神将，不動明王の八大童子の類。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　参考文献：三省堂　大辞林より

東洋では　龍・天狗・狐・蛇。
西洋では　天使。

神様が人に恵みを与えるとき、あまりに次元が違いすぎて与えることが難しい。 眷属は現世に近い存在。 だから眷属を介して恵みを与えるという構造です。

つまり次元が異なるものは仲介が必要。

これは人の心であっても同じです。

人の心の構造は、中心に内なる神がいてその周りに、７つの個性が取り巻いている。 そして、その個性たちが他の人や環境に影響を与えている。

白雪姫ワーク ～個性の活かし方と内なる神を呼び起こす～

白雪姫ワークをすることで、振り回されない自分に気づくことが可能です。流れとしては最初に個性の話、内なる神の話を順番にお届けします。

７人の小人たち紹介 ～７つの個性～

７人の小人（個性）とは何か？
昔、幻視者スェーデンボルグという人がいて、その方は霊界を旅することが出来たそうです。 この人が発見したことは、霊界は地球だけでなく、火星にも木星にも霊界があり、そこではその星特有の徳を学んでいる。

例えば

火星は情熱を学ぶ霊界、
水星は知性とコミュニケーションを学ぶ霊界
・・・等全部で７つあります。

地球は個性の濃い薄いはあれど、７つの個性が揃っています。

その内容を踏まえ、小人の帽子の７色が対応する個性を紹介します。

赤色：火星、情熱の徳
橙色：太陽、意志の徳
黄色：木星、楽しさの徳
緑色：土星、忍耐の徳
青色：水星、知性、コミュニケーションの徳
藍色：月、　共感の徳
紫色：金星、調和の徳

人は７つの徳（個性）を学び、キャンパスに七色の虹を描けるようになったら卒業。 ７色の光を合わせると白い光となります。 それが人が存在する目的だと考えています。

白雪姫が眠ったままだと……どうなる？ ～内なる神が眠りの状態～

問題が起きたとき、個性たちが右往左往します。

例えばあなたと親がお金のことでケンカをしている時でも個性達はそれに対応しています。

まず『コミュニケーションの個性』が親の前に出ていきます。

個性：わかった。行ってくる。
親　：すぐにお金を返しなさい！
個性：ダメです。怒っていて手が付けれらません

じゃ次は、『共感の個性』が相手をなだめて！

個性：わかった。行ってくる
親　：期日になんで返済できないの？
個性：ダメです。何を言っても言い訳にしか聞こえないみたいです

じゃ『忍耐力の個性』前に出てとりあえず耐えて

親　：通帳とキャッシュカードを没収
個性：えー嫌だけど仕方ないなー

しばらくたって、
終わった。すごく疲れた。もういやだ・・・・・・。
となります。

ようするに自分が発する想い（軸）がないと、相手に合わせて自分が振り回されている感じになります。

白雪姫と王子様との出会い ～内なる神を起こす方法～

白雪姫の物語は王子様が愛と安らぎを与えたことで、白雪姫が目覚めました。

それと同じことをワークで体験することができます。 あなたの好きな場所、好きな時間を選んで自由にライフスタイルに合わせてトライができます。
１０ステップで実践することが可能なので気軽に始めてみて下さい。

①：目を閉じて、リラックスしましょう。
②：目の前に大きな白く輝く光の玉や虹色の輝く光をイメージしましょう。 それはあなたの体より大きいものです。
③：光の中に入っていきましょう。 自分の体がすっぽり光の中に包まれる感じです。
④：光の中でぬくもりや安らぎを感じましょう。 光はあなたに愛を与え、存在することを認めてくれます。
⑤：光り輝く自分になりました。
⑥：自分の周りに意識してみましょう。 周りに７色の光が見えてきます。
⑦：それは徐々に形が変わり、７色の小人に変わりました。
⑧：光に包まれたあなたをイメージしならが小人たちと光り輝く白い線で繋がれたと意識しましょう。 あなたと小人たちは白い線（コード）で繋がりました。
⑨：小人たちにあなたが感じている安らぎと暖かさを送ってください。 小人たちはとても安心して元気になっていくとイメージしましょう。
⑩：はい、これであなたの内なる神が目覚め、個性と繋がる事が出来ました。

意識が変われば、世界も変わります。 とても大切です。

目覚めた白雪姫の使い方 ～自分軸で目的に向かう４ステップ～

問題が起きたり、何か目的に向かって行動したいと思えば、次のように４ステップを踏んで対応しましょう

①：まずあなた自身が光の包まれる状態をイメージします。
②：問題に対して、あなたは何をしたいか？ を考えます。 例えば目の前の人を救いたいとか、目的をはっきりさせます。
③：小人たちを呼び寄せます。私はあなた達の個性を信頼します。どうか問題を解決してください。 目の前の人を救ってください。
④：その後で実際に行動しましょう。

あなたの個性がチームワークを組んでいろんなことにあたってくれます。

相手に合わせて行動しているんじゃなく、自分の発する想いで行動することができます。

こうする事で自然とあなたは、「振り回されない自分」になっていきます。